【Cisco機器】コマンド入力での4つの基本操作

こんにちは、Tomです。

今回は、

「Ciscoコマンドの基本操作」

について解説していきます。

それでは一緒に学んでいきましょう!

1.はじめに

Cisco社のネットワーク機器の操作を体験できるシュミレータ「Cisco Packet Tracer」をご存知ですか?
今回の手順を実際に設定しながら学べば、理解度がグッと深まります。下の記事を参考にして先にインストールしてください。

CEHCK!CiscoPacketTracerインストールまでの2ステップ

2.CLIとは?

Cisco機器の設定変更などは、CLIと呼ばれる画面で行われます。

CLIとは、「Command Line Interface」の略で、キーボードで文字を打って機器を制御するインターフェイスのことです。

CLIはなにもCisco機器だけのものではなく、他社のネットワーク機器やサーバーなどで一般的に用いられているインターフェイスです。

よく、CLIと比較されるものでGUIがあります。

GUIとは、「Graphical User Interface」の略で、あなたが自分のパソコンで“ポチポチ”とフォルダやファイルをクリックして操作しているもののことです。

Cisco機器のCLIは下の図のような画面です。

図のように、コマンドを入力してL2スイッチやルータと言ったネットワーク機器の設定を行います。

それでは、Cisco機器のCLIの機能を一つずつ見ていきましょう。

3.コマンドのヘルプ

まずは「ヘルプ機能」です。

Cisco機器のCLIではコマンド入力時の「ヘルプ機能」があります。
コマンドを入力している時に、「?」を入力することで、続きのコマンド候補を表示してくれます。

例えば、下の図では、「show」と入力した後に「?」を入力しています。

そうすると、「show」の後に続けて入力できるコマンドの候補がズラッと表示されます。

 

また、コマンドを入力している途中で「?」を入力すれば、その文字から始まるコマンドを表示してくれます。

例えば、下の図の例では、「sh ?」と入力することで、shで始まる「show」コマンドが表示されます。
また、「show c?」と入力すれば、「show」に続く「c」で始まるコマンドが表示されます。

 

さらに、なにも入力せずに「?」を入力すれば、そのモードで入力することができるコマンドが表示されます。

4.コマンドの省略

次に、「コマンドの省略」です。

Cisco機器のCLIでは、コマンドを省略形で入力しても認識してくれます。

例えば、下の図では最初に「show running-config」と省略なしでコマンドを実行しています。

そうすると、「running-config」と呼ばれる設定情報が表示されます↓

ここで、上の図のように、「show running-config」の省略形である「sh run」と入力してコマンドを実行しても、同じよう「running-config」が表示されます。

このように、Cisco機器ではコマンドを省略形で入力することができますので、長いコマンドをいちいち打ち込む必要がなくなります。

ただし、省略形は他のコマンドと区別できるところまで入力しないと認識されません。

例えば、下の図ではVLAN情報を確認するために「show vlan」とコマンドを実行しました。

そうすると上のようにVLAN情報が表示されます。

ここで、「show vlan」を省略して、「sh v」と入力してみましょう。

そうすると、下の図のように、「sh v」はコマンドとして認識されません。

これは、「show vlan」というコマンドの他にも「show version」というコマンドが存在するため、どちらのコマンドかを区別ができなかったからです。

省略形は便利ですが、どこまで入力すれば認識されるのかをある程度覚える必要があります。

5.コマンドの補完

次は「コマンドの補完」です。

コマンドを途中まで入力して、「tab」キーを押すことでコマンドが補完されます。

例えば、下の図のように。

上の図では、「en」と入力した後に「tab」キーを押すことで自動的に「enable」に保管されています。
「sh → show」、「run → running-config」も同様です。

このように、Cisco IOSではコマンドの省略形を認識してくれます。

ただし、IOSが他のコマンドと区別できるところまで入力しないと、tabを押しても補完はされません。
例えば、特権モードで「en」で始まるコマンドが「enable」しかないから、それが補完されるのです。

6.コマンド履歴表示

次に、「コマンド履歴の表示」です。

Cisco機器のCLIでは、今まで入力したコマンドの履歴を表示することができます。

方法は簡単です。

直前に入力したコマンドは「↑」を押すか、「Ctrl」キーと「P」を押すかで表示されます。
そして、1回押すごとにもう1個古いコマンドが表示されます。

また、戻るときは「↓」を押すか、「Crtl」キーと「N」を押すかで戻ることができます。

しかし、ネットワークエンジニアは大体「↑」と「↓」を使います。
「Ctrl」キーと「P」や「N」よりは断然早いです。

7.まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はコマンドの入力方法について解説しました。
もう少し具体的な設定については下の記事をご覧ください。

CEHCK!もう悩まない!Catalystスイッチの基本設定ガイド

また、実際に「Cisco Packet Tracer」をインストールして自分で操作することで理解が深まりますので、ぜひインストールしてください。

CEHCK!CiscoPacketTracerインストールまでの2ステップ

それでは、今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。